解答いくにゃ!
Q5:日本十進分類法(NDC)において、「491.1」は何学?
A5:「解剖学」
Q6:「生理学」はNDCで「49?.?」
A6:「491.3」
Q7:NDCで「491.5」は何学?
A7:「薬理学」
Q8:「病理学」はNDCで「49?.?」
A8:「491.6」
Q9:「ウイルス学」はNDCで「49?.??」
A9:「491.77」
解説
日本十進分類法(Nippon Decimal Classification:NDC)は世の中の知識全体を大きく10種類に分けて、さらに体系化および細分化された分類法で、全国の大半の図書館で採用されているものです。当館も新設当時から使用してきました。ただし、看護関連書の分類には、看護学科カリキュラムに合わせて、独自に「N分類」を策定しています。
当館では、受け入れた図書をNDCで分類し、それに著者記号(著者の姓のアルファベット最初の3文字)を組み合わせて「請求記号」と呼び、その順番に書架に並べています。たとえば「グレイ解剖学」の請求記号は「491.1-Gra」となります。
さて、NDCの「4類」は「自然科学」を表し、「490」が「医学」となります。したがって、当館の蔵書の大半が「490」台になっています。そのうち、「基礎医学」には以下のように「491」が割り当てられています。
- 491.1:解剖学 > 491.11:組織学
- 491.2:発生学
- 491.3:生理学
- 491.4:生化学
- 491.5:薬理学
- 491.6:病理学
- 491.7:細菌学 > 491.77:ウイルス
- 491.8:免疫学
- 491.9:寄生虫学
一方、「疫学・予防医学」、「公衆衛生学」及び「法医学」はいっきに飛んで「498」になります。
- 498:衛生学・公衆衛生・予防医学
- > 498.6:疫学・防疫
- > 498.9:法医学
当館あるいは最寄りの公共図書館で本を探すときの参考にしてくださいね!